電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

紙とウェブでの文章の書き分け(その3)

私のブログは論文や新聞記事でなくあくまでもコラム的な日記なので、たまにあえて起承転結にしてみたり、いきなり“転”を冒頭に持ってきたり、書き分けて遊んでいます。

それでもやはり見た目には気をつけています。

デザイン系のお仕事をされているうららさんは、紙とウェブでは目の動きが変わるため、ファーストビューを意識した画角、可読性を考えながらレイアウトを変えているそうです。ページをめくることとスクロールの違いの大きさをよく理解されています。

なお、これはあくまでも日記を書くときのことです。1文字0.5円でテキストを量産するウェブライターとなると、内容や見た目はともかくSEO対策を意識したキーワードをちりばめるなど、ウェブ独自の書き方をするのでしょう。

ちなみに、私はそのテのウェブライターをやったことがありませんし、今後もやるつもりはありません。これまでのキャリアで身につけたスキルをそんなくだらないもので消耗したくありませんし。

誤脱字をしない、修飾語のかかりに気をつける、主語と述語を明確にする、表記を揃える、といった文章の基本中の基本を徹底することは言うまでもありません。

他にも無意識的に書き分けていることがあるような気もしますが、それはまた思いついたときに書いてみます。

そういえば、文章を論理的に組み立てる能力や執筆の能力は遺伝の要素が大きいそうです。適切な文章教育を受ければ誰でも書けると思っていたので、とても驚きました。

(終わり)