電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ふみちゃん

「もうふみちゃんのことは書かないんですか?」

私がブログを書き始めたころから読んでくださっていて、これまでにも何度かメールのやりとりをしていた方からメールをいただきました。

考えを整理するためにもあらためて書いておきます。メールをいただいたことをここで取り上げることについてはご了承いただいています。

ふみちゃんのことを今後、まったく書かないということはないと思いますが、ほとんど書かないと思います。無理しているわけでなく、単に書く気が起きないからです。

実は先日、ふとしたことから、見たくないものを見てしまいました。ふみちゃんが彼氏と一緒にいたといったようなことではありませんが「世界が全然違うんだなあ…」と実感させられました。

美人とブサイクで釣り合いが取れていないといった単純なことではなく、ふみちゃんと私は根本的に合わないだろう、ということに気づいたわけです。

それを見て、そのことに気づいた瞬間、すーっと覚めていきました。ショックだったのではなく、とにかく覚めた感覚です。むしろ心地良い気分でした。

いい歳して「ふみちゃん、かわいい♪」と言うことを楽しんでいた、いわゆる恋に恋している状態だったことを再認識しました。「気づくのおせーよ」とは言わない約束…。

いまでもふみちゃんには元気で幸せになってもらいたいと思っていますが「自分のことはどうでもよいから」という以前のような切実な想いではなく、一般論的な想いです。

初めて手をつないだだけで真っ赤になるような初々しく微笑ましいカップルに対して「お幸せにね」と思うような感じでしょうか。

そうは言っても、ふみちゃんが私の姿を目にしたら嫌な気分になるでしょうから、帰りに裏口から出るなどそのようなことには気を遣います。ふみちゃんが嫌がること、怖がることだけは絶対にできません。

テーマのせいか、いままでたくさんの誹謗中傷を受けましたが、それらをすべて吹き飛ばしてくれるほどの優しい気持ちもいただきました。

感情移入し、自分のことのように一喜一憂してくださった方も多く、上手くいかなくて申し訳ないと思うのですが、こればかりは自分だけでどうなることでもありません。

別の誰かをまた好きになったらお知らせしますので、そのときも応援してください。不器用なりに今日も一生懸命生きています。