スーツ姿でリュック
イケメンはどのような格好をしても様になるものです。
リュックのように背負えるビジネスカバンが発売されてから、スーツ姿でリュックを背負うビジネスマンを多く見るようになりました。
スーツ姿でリュックのようにカバンを背負うことに賛否両論ありますが、ノートパソコンを持ち歩くようになると手提げでは辛いのです。
もちろん、腕が疲れるたびに持ち替えますが、右と左どちらか一方に負担がかかると、じわじわと首や肩、背中が痛くなってきます。
その点、リュックのように背負えると負荷が均等に分散されるのでとても楽ですし、歩きやすくもあります。私もたまに使っていますが、一度味わうと戻れません。
ただ、スーツ姿でリュックは、様になる男と、何だか野暮ったくなる男にはっきりと分かれます。イギリス人の同僚は前者で、私はもちろん後者です。
イギリス人の同僚はどのような格好をしても様になります。同じようにダークスーツ姿でリュックを背負ってみても、何でこうも違うのだろうかと凹みます。
彼は例外だと思います。彼は世界基準のイケメンであり、そもそも彼と自分を比べることが間違っているのです。
だってダークスーツで足下が蛍光オレンジのニューバランスのスニーカーでも何だか様になるだなんておかしいだろ…。
しかし以前、一緒に和服を着たときは私のほうが好評でした。「老舗呉服問屋の跡継ぎなのに道楽が過ぎて勘当された若旦那、いやバカ旦那」と言われたのは褒められたと思い込んでいます。
イケメンは正義です。