電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

子育て

オフィス近くの東京を代表する観光スポットは今日も家族連れでにぎわっています。フードコートは席が空くのを待つ人がいるほどの大盛況です。

外の喫煙所でタバコを吸っていたら、小さな女の子が「パパ!」と後ろから足に飛びついてきました。隣にいた男性と間違えたようです。

私もびっくりしましたが、女の子もびっくりしたようで、泣き出してしまいました。男性に抱き上げられた女の子は首に腕を回し、肩に顔を埋めてぐずっていました。

「申し訳ありません」と私に断りながら歩いていく後ろ姿を眺めていて「あの女の子を守れるのはお父さんとお母さんだけなんだなあ」としみじみ思いました。

昨夜の帰り、最寄り駅の改札を出たところで、父親を迎えにきていた小さな子ども3人が「パパ、おかえり!」と私の前にいた男性に駆け寄る場面に出くわしました。

「あのね、今日ね」と、子どもたちは父親に一生懸命、今日の出来事を話しかけ、男性もそれをニコニコと嬉しそうに聞いていました。

幸せそうな家族を目にするとこちらも幸せな気持ちになります。実際に自分が父親になるとさらに幸せなのでしょうけど、それは1人ではできないことなわけで。

納めた税金が子育て対策に使われることを祈るのみです。