電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ふみちゃん

私はふみちゃんが大好きです。

ここを読んでいただいている方にとっては「何をいまさら…」とお感じになると思いますが、ふとあらためて思ったのです。

ただ毎朝の電車で一緒になっていただけ、話したこともない、性格も分からない、それでもとても好きになってしまいました。

私が想っていることなど知りませんし、遠くから見つめていることも気づいていないでしょうし、想いが届くことなどありません。

ふみちゃんのようなキラキラ女子と、私のようなブサイクは、リアル美女と野獣です。フィクションの野獣は王子様ですが、私はブサイクです。

バカでしょ?アホでしょ?「お前、鏡を見たことあるのか」って思うでしょ?分かってるってば、鏡なんて毎日見てるし。

身の程をわきまえ、想いが届くことなど望んでいません。ただ、ふみちゃんが幸せになれるよう、帰り道の小さな稲荷社でお願いするだけです。

編集者にとって印刷会社にデータを渡す入稿日は特別なものです。私は、入稿後にはいつも早めに上がり、外で軽く飲んで帰ることにしています。

…が、今日は大好きなもつ焼き屋が臨時休業でした。

仕方ありません、次の特別なものである校了日までお預けにします。“とりあえず入稿しただけ”ですので、制作は9日(金)の校了まで続きます。

パトラッシュ、もう少しだけ起きていようか。