電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

イケメン

先日のおばあさんとは別に、横浜駅で乗り換えを待っているときにイケメンと毎朝一緒になることに気づきました。

身長が175センチの私より少し背が高いので180センチあるのでしょうか。細身でビシッとスーツを着こなし、品川駅で降りていきます。

どこの企業か分かりませんが、キラキラした社章をつけています。身のこなしも颯爽としているので仕事もできるのでしょう。神は二物も三物も与えるのです。

もし自分があんな感じだったら、ふみちゃんに想いが届いたかもしれません。何でこんなブサイクに生まれ育ってしまったのか、神を恨みます。

昨日の朝、オフィスからふみちゃんを眺めていたのですが、ふみちゃんにはこういう男がお似合いなのだろうと思います。この世に奇跡などないので、早く諦めなければなりません。

しかし、頭で分かっていても時間になるとついコーヒースペースに足が向かってしまいます。今朝は京急が遅れていたので、その時間にいないであろうことは分かっていたのですが。

ブサイクであることやそれによる不都合にはすっかり慣れたつもりだったのですが、ふみちゃんに出会ってから「せめてもう少しまともだったら」とつくづく思います。

こんなことを考えながらコーヒーを飲んでいたら、手が滑って近くのソファにコーヒーを思いっきりぶちまけてしまいました。今日はおとなしくすごすべし。