電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

レコーディング

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「やっぱりずずずさんに入ってもらいたいな」― ヴォーカルの女性がポロッとこぼしましたが、残念ながら私はプロにならないことを選びました。あくまでもサポートです。

メジャーデビューを控えたバンドの1stアルバムのレコーディングに参加してきました。音響や機材、エンジニアのセンスなど、プロ仕様のレコーディングスタジオはさすがに違いました。

私が参加するのは3曲だけですが、とても楽しい時間でした。「やっぱりこのまま正式に加入したほうがよいのかも…」と何度も思いました。

しかし、日常の仕事があるからこのような時間を特別なものと感じられるわけで、これが当たり前になってしまったら音楽を嫌いになるでしょう。音楽は趣味でよいのです。

今朝、ふみちゃんを見たことは良いほうに影響したようで「この前の音合わせよりぐっと良くなっている」とメンバーから高評価を得ました。

録音を聴きましたが、自分でも「うっそ!オレがこれ弾いたの?」と思うほどで、感情がこもった豊かな音色のベースラインでした。

ただ、今回のレコーディングのように、演奏がそのときの感情に大きく左右されるようではプロになれません。何があろうと、プロは常に一定のクオリティを発揮しなければならないのです。

レコーディングはしばらく続き、ミックス作業などを経て、夏には発売される予定です。身バレするのですべて紹介するのは難しいのですが、曲の片鱗ぐらいはここにもアップしたいと思っています。

想いは届かず。