ふみちゃんのかわゆさを力説してみる
「通勤電車で一緒になる女性に恋したブサメンの日常」と銘打ち、7月下旬には本気で行動を起こす宣言をしたにもかかわらず、ここ最近、ふみちゃんのことを書く機会が減っています。
決して、ふみちゃんのことを諦めたわけではありません。いまも毎日、会いますし、好きすぎてたまらないぐらいです。ただ、まったく進展がないので、特筆すべきことがない状態です。
何か書こうと思っても「今朝もかわゆかった!」「近くにきてくれた!」のひと言で終わってしまいます。われながら、恋に恋している状態で情けないとしみじみ思います。仕事が激動すぎる、というのは言い訳です。
いまはまだベロベロに酔っ払う前のほろ酔いです。今夜は、ふみちゃんがいかにかわゆいか、力説したいと思います。
1. 小さいのがかわゆい
私の身長は175センチですが、ふみちゃんの頭はいつも私の肩より少し上ぐらいなので、150センチ台なのではないかと思います。「小動物系」という言葉がぴったり当てはまります。冬はロングコートですっぽりと包み込みたいといつも思っていました。
2. 声がかわゆい
電恋の最難関の1つに「声を聞くこと」が挙げられます。話しかけられないのであれば当然です。しかし、ふみちゃんは毎朝、同僚と一緒になり、楽しそうにおしゃべりしているため、いつも声を聞けるのです。「それで満足するな」と言われると耳が痛いのですが。
3. 服装がかわゆい
見るからに高そうなものを着ているわけではなく、カジュアルな服装なのですが、ふみちゃんにとても似合っています。真っ白なワンピースがとても似合いそうだといつも思います。ファッションセンスなるものが皆無な私にとって憧れます。仕事は何をしているのか。
4. 色白がかわゆい
「色の白いは七難隠す」とよく言いますが、ふみちゃんには隠すべく“難”などないため、かわゆさを何倍にも引き立てています。偏見や思い込みと言われてしまえばそれまでですが、やはり色白というのはそれだけで清潔感を与えます。先月末の採用面接で実感しましたが、人間は第一印象が大切です。
…ふみちゃんのかわゆさを挙げれば挙げるほど辛くなってきました。私のようなブサイクにとっては文字通り高嶺の花ですし、これだけかわゆければ当然、彼氏がいるはずです。
「毎日、会いたくないブサイクがいるのだけど、特に何かされたわけではないし、乗り換えの便利さには変えられないから、いつもの場所から乗っている」と思われているのではないかと不安になります。
そもそも、何とも思われていないのであれば、それはそれで凹みます。「嫌い」「会いたくない」というのは、少なくとも認識しているということであって、何とも思われていないことよりはマシではないかと思います。
「こんな毎日、いつまで続けていくのだろうか」と1日の終わりにいつも思っています。言い訳はみっともないですし、仕事で言い訳することはないのですが、ふみちゃんのことに限っては「でも」「だって」のオンパレードです。