電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

素っ頓狂な考え

「ただ毎日、電車で一緒になるだけで、性格も何も知らないのにそこまで想うなんてバカなんじゃない?」― 自分でつくづくこう思います。自分でも頻繁にバカバカしくなるので、リアルの友人には誰にも話していません。

ただ一昨日、北川景子(ニューハーフ)にポロッとこぼしてしまいました。昼間から一杯付き合わされて、というかシャワーを浴びてから勝手に冷蔵庫からビールを取り出して飲み始めたので、私もつい飲んでしまったのです。

「ねぇねぇねぇ、ずずずくん、好きな女の子とかいないの?」としつこく聞かれ、空きっ腹で飲んだので無意識的に話してしまいました。ただ、彼女はバカになど絶対にしないと思っていましたし、実際にきちんと話を聞いてくれました。

「ずずずくんにそんなに想われてるなんてチョーむかつくんだけど」「私が手伝ってあげようか?」「もし振られたら私が仕返しにいってあげるからね」― ま、待て!気持ちはありがたく受け取るけど、あなたみたいな超絶美人が出てきたら話がややこしくなるから。

彼女とはやはり何か特別な縁があると思います。彼女が本当の女性だったらとつくづく思いますが、その一方で、彼女が本当の女性だったらこのような関係になることなどなかったでしょうし、私のようなブサイクは相手にもされなかったでしょう。

くどいようですが、「彼女=彼」ですから。

ふみちゃんと私は、会社の最寄り駅の改札を出てからは別ルートです。ただ、距離的には同じなので、いつも私の会社の前の横断歩道で一緒になります。会社の最寄り駅までの地下鉄でふみちゃんは同僚と一緒になり、今朝も楽しそうにおしゃべりしていました。

しかし、会社の前の横断歩道でふみちゃんはおらず、同僚の方1人だけ。あ、あれ、ふみちゃんはどこに行ったの?ま、まさかオレ以外にもふみちゃんを見ていたヤツがいて、ふみちゃんに声をかけて2人っきりでおしゃべりしているとか?

電恋というのは情報が少ない分、素っ頓狂な考えに飛んでしまうことが多々あります。DTPから上がってきたゲラをチェックしていても全然、集中できません。こんなバカバカしいこと、すっぱりやめられたらよいのに。