電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ふみちゃんと仲良くなる方法を“本気で”考える

「ふみちゃんに対して、実はこの不毛な状況なのが良くて、というか成就したい気はそもそもなくて、むしろこの状況を楽しんでるんじゃないかな?」

ここを見てくださっている方から言われました。心の内を見透かされたようでドキッとしました。その通りだったからです。女子中高生が好きな男の子とちょっと話せただけでキャーキャー言う、いわゆる「恋に恋している状態」を楽しんでいる面が確かにあります。

また、外見で勝負の電恋で私のようなブサイクが成功することなどありえませんし、そもそもふみちゃんはあんなにかわゆいのですから、当然、彼氏がいるはずです。がんばってどうなるものでもありません。

できることなら、私はふみちゃんと仲良くなりたいです。毎朝会って「おはよう」「今日は午前中から連続してミーティング」「こっちも予定が詰まってる」など、たわいない話をしながら出社できたらどれだけ楽しいことか。

職場もすぐ近くなので、時間が合えば帰りに待ち合わせて一緒に帰る、京浜急行横浜駅のホームにはタリーズがあるのでたまにコーヒーを飲みながらおしゃべりしたり。最終的には付き合ったりできたらよいと思っています。

しかし、現実的に考えて上手くいくわけがありません。何か行動を起こして失敗して、2度とふみちゃんに会えなくなるぐらいであれば、何もせずにこのままでいたほうがよいのです。いずれ必ず会えなくなるはずで、そうなったときに傷つかないように「どうせダメだし」と思うことで予防線を張っているわけです。

ただ、何も変わらない、まさしくこの不毛な状況を何とか打破したいと本気で考えています。「どうせダメだし」とうじうじしていることに対して「そんなことないからがんばろう」と励まされることに喜んでいるような、情けない自分にうんざりしつつあります。

そこで近々、いい加減、何らかの行動に移そうと思っています。

こういうとき、連絡先を書いたメモを渡すなどのやり方があるようですが、いきなり「付き合ってください」と告白しているようで重いような気がしています。ふみちゃんを怖がらせず、何か上手い方法はないものか。

少しだけ予防線を解除します。

ふみちゃんは“絶対に”私の存在を認識しています。

自意識過剰と言われそうですが、これには確信を持っています。好き嫌いという感情は抜きにして、とにかく「毎朝、電車で一緒になって、会社のすぐ近くまで一緒の人」という認識は持っているはずです。

さて、どうしたものか。アドバイス、求む(特に女性陣)!