電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

禁煙満2年

禁煙してから昨日で満2年、今日から3年目に入りました。2年前の今日のエントリーを見ると、10月31日の23時45分に最後の1本を吸いながら書いていたようです。そういえば、最後に残った数本のIQOSのヒートスティックを半泣きになりながらコンビニのごみ箱に捨てたっけ。

  • 禁煙時間:731日17:20:13
  • 禁煙できた本数:14,634本
  • 節約できた金額:365,850円
  • 延びた寿命:55日21時間27分

非喫煙者にとっては「たばこ程度で大げさな」と感じるでしょう。しかし、文字どおり24時間365日肌身離さず、20年以上も持ち続けていたものとお別れすることを想像してもらえれば、私にとって禁煙がいかに重大な事件だったか分かってもらえるのではないでしょうか。

1日1箱、休日2箱、飲んだら3箱という生活を続けてきました。学生時代はたばこに対する世間の風当たりがまだ弱く、大学の廊下にも数メートル間隔で灰皿が置かれていたこともあり、学生時代の友人から見た私は「たばこ」でした。禁煙してから会ったサークルの同期などはみんな驚愕しました。

かわいさ余って憎さ百倍、たばこをやめると嫌煙家になることが少なくありませんが、私は嫌煙家ではありませんし、たばこにはメリットもあると思っています。例えば「リラックス」です。ニコチンが足りなくなることがストレスになり、そもそもたばこを吸わず、ニコチンを必要としない身体であれば、たばこでリラックスなど不要とよくいわれます。

ただ、たばこを吸うという動作は深呼吸と同じです。深呼吸によるリラックス効果はあちこちでいわれていますが、日常生活で深呼吸するのはなかなかありません。しかし、たばこを吸っていると、1日に何度も無意識に深呼吸していることになります。これはそれほど悪いことでないと思います。

私はもう吸いませんが、吸い続けている人に禁煙しろ!とは言いません。ニオイがダメだったり、病気で煙を吸うだけで体調を崩したり、たばこを受け入れない人は多いので、周囲への配慮は必須ですが、それさえ守れば吸い続けてよいと思います。吸うのも自由、吸わないのも自由です。

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最終コーナーを回ってからが長く、なかなか貯まりません。あともう少し。

たばこを吸った夢を見る

仕事がモーレツに忙しいことはいつものことですが、ここに両親の問題というプライベートなことまで重なってきて、かなり追い込まれています。しかも、自分で思っている以上にテンパっているようで、実は昨夜、正確にはきょうの明け方、見てしまいました。

たばこを吸った夢を…。

目が覚めて「やべっ、吸っちゃった!」と飛び起きて、それが夢だったことに心底、ホッとしました。妙にリアルな感覚が口元に残っていると思ったら、自分の親指を加えていたようで(ガキか)。あと1週間で禁煙満2年ですが、吸いたいと思うときがいまでもあります。特に疲れているときとか。

ただ、いまやたばこのニオイにものすごく敏感で、自分が乗る前に吸った人が乗ったであろう、マンションのエレベーター内の残り香にすら気付くようになりました。そう、うちのマンションは吸う人が何人かいるようで、たまにベランダにニオイが流れてきます。

吸っても何も変わらない、リラックスできていると勘違いするだけということは分かっているのですが、それでも疲れてくると癒やしのように思えてしまうものです。しばらくコンビニには近寄らないようにしようか。