電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

転職エージェント

40代での転職に強いエージェントというものがあるのでしょうか。

今回の転職活動で、私はリクルートキャリア1本に絞りました。前職がリクルートキャリアで決まったこともありますが、業界最大手が持つ案件数はやはり桁違いです。

エージェントには合う合わないがあります。私はたまたまリクルートキャリアが合っただけで、dodaやマイナビ、最近勢いがあるビズリーチなどもあります。

外資系を志望するのであれば、ロバート・ウォルターズも評価が高いようです。前職で仲が良かったシンガポール人はここを利用したそうです。

初めての転職活動であればセオリー通り、複数のエージェントに登録したほうがよいと思いますし、私も1回目のときは片っ端から登録しました。

ただ、そのときに求人紹介数やレスポンスの速さなどに差があることを実感しました。今回の転職は条件が明確だったので1社だけ、1人のアドバイザーに絞りました。

採用する側になって分かりましたが、エージェントを利用するメリットは大きなものです。こちらの希望に合った人材だけを紹介してくれるというのは素晴らしいサービスです。

応募する側が真剣なら、採用する側も真剣です。履歴書や職務経歴書の精査は膨大な時間と労力を要します。その間は当然、本来の業務ができなくなります。

初期段階でそれを代行してくれるのは本当にありがたいことです。エージェントの紹介で採用した場合、採用した人材の年収の30%がエージェントの手数料といわれていますが、それでも十分安いと思います。

履歴書と職務経歴書を読み込んで、質問したいことを考えて、面接するかどうかを決めて…という作業は本当にしんどいものです。その手間を省けるのであればエージェントの手数料など安いものです。

これから今以上に転職が一般的になり、エージェントも群雄割拠になると思います。自分に合うエージェントを見つけられるかどうかが、転職成功の鍵を握ることになるのだろうと思うわけです。

個人情報

1回目の転職時に利用したエージェントからいまだに求人紹介のメールが届きます。「転職活動を終えたので私の情報を削除してください」と何度も連絡したにも関わらずです。

小規模のエージェントで求人を紹介されたのは1件だけ、しかもそのエージェントに自分から登録したわけではなく「ぜひ、うちから紹介させてほしい」と言われました。

初めての転職活動だったのでセオリー通り、エージェント以外に転職サイトにも登録しました。そこで私の経歴を見て連絡してきたわけです。

結果的にそこはお見送りになり、別のエージェントで決まったので、私の情報を削除してくれるよう連絡したところ、削除したという返信がありました。

しかし、忘れたころにいまだに求人紹介のメールが届きます。1回目の転職時なのでもう7年前です。それ以降も何度か情報削除をお願いしているのですが、今朝も届きました。

私の登録条件とまったく違う求人なので、もしかしたらメールアドレスだけ残っているのかもしれません。

また、そのときから引っ越したので住所は変わっていますし、さらに転職したので、正直言って特に影響はありませんが、気分的にもやもやします。

ところで、エージェントもそうですが、応募先の企業で自分の履歴書や職務経歴書がその後どのように扱われているか、私も含めて気になっている人が少なくないと思います。

前職では、採用の場合は保管、不採用の場合は返却せずに処分でした。処分のときは募集した部署の責任者と人事の責任者が立ち会いの下、シュレッダーにかけていました。

履歴書や職務経歴書は個人情報の最たるものです。ただ、正直言って自分の個人情報などありがたくも何ともないだろうと思ってしまいます。もう少し敏感になったほうがよいものなのか。