電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

畑仕事とキャリアビジョン

私の親父は昨年、脳梗塞で入院しましたが、発見が早かったので後遺症などほとんど残らず、趣味の畑仕事ができるまでに回復しています。愛犬の納骨で先日、実家に帰ったとき自慢の畑に連れていかれました。

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トマト&ミニトマト。

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ナス。

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1人では食べきれないので断ったものの、大きなスイカを持たされました。甘くて美味しかったので、結果的に1日で食べてしまったのですが。

「お前はマネージャー側にいきたいのか?それともスペシャリストになりたいのか?」― トマトをもいでいた親父が唐突に聞いてきました。私のキャリアビジョンについてです。

親父は日産自動車の技術者でした。子どものころ、同僚や部下の方々がたまに家に来て「お父さんは職人肌なんだよ」と聞いた記憶があります。親父はスペシャリストになるほうを選んだのでしょう。

そのせいか、定年時の役職は係長でした。後進を育てるマネジメント側ではなく、自身のやりたいことを追求していきたいと考え、出世に興味を示さなかったのだろうと思います。

転職先の一次面接でも同様のことを聞かれました。「マネージャー側に進みたいです」と答えました。これまで苦労して身につけてきたことを次の世代に伝え、育てていきたいと思っています。

どちらにやり甲斐を見出すかは人それぞれであり、片方が良くて片方が悪いということではありません。要は自分が今後、どうなっていきたいかという将来を常に考えることが大切です。

これは仕事に限ったことではありませんし、現状が伴っていなくてもまったく構いません。自分が今後、どうなっていきたいかということを明確に意識し、さらに食いしん坊の天使を募集中です。