電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

願わくば

今週末が最終出社日ということは、ふみちゃんを見つめていられるのも今週末が最後ということになります。認めたくありませんが、これが現実です。

電車の時間は分かっていますし、乗る位置も分かっています。それに合わせればふみちゃんに会えるはずですが、それをやってしまったらストーカーと同じです。

いつまでもこんな毎日が続くことはなく、ふみちゃんに想いが届かないのであれば、いつか必ず会えなくなる日がくると分かっていましたし、それが明確になりました。

今朝も私のオフィス前を通るふみちゃんを眺めていました。ビルの6階からなので小さいですし、日傘を差していたので表情は分かりませんが、もう2年以上、見つめてきました。それがふみちゃんであることはすぐに分かります。

ただ、だからといって何かをしたことはありませんし、今後も何をするつもりもありません。ふみちゃんがずっと元気で幸せなことであることを願うのみです。

ふみちゃんが結婚して、幸せな家庭を築いて、いつも目がなくなる笑顔でいられればそれでよいのです。そんなことを願っている男がいることを知る必要はありません。私の勝手な願いですから。

明日は昼過ぎにオフィスを出て、お世話になった方々への挨拶回りです。時間的にふみちゃんがランチで外に出るであろうときに、ふみちゃんの会社の前を通ることになりそうです。

自分だけであればもう少し早めに出ることもできますが、同行者がいるので時間を調整できません。願わくば、ふみちゃんに私の姿を見られないことを祈るのみです。