続々・愛犬の死
実家に行き、愛犬の遺骨に線香を上げてきました。来月、庭の柿の木の下に埋める予定です。ずっと一緒にいられる庭先で土に返すことができるのはとても恵まれていると思います。
また、遺髪ならぬ遺毛と、小さな骨を詰めたカプセルをもらいました。お守りに、ということだそうで、亡くなってもずっと一緒に身近にいられます。
以前に飼っていたシェットランドシープドッグが亡くなったときも同じ場所で火葬してもらったのですが、このようなサービスはありませんでした。営業努力の一環なのでしょう。
火葬後の写真を姉に見せてもらいましたが、キレイに形が残っていました。骨がボロボロになるような辛い病気でなかったことが不幸中の幸いです。
就職して実家を出て以来、激務だったのでなかなか会いに行くことはできませんでしたが、たまに帰っても忘れることなく、玄関まで猛ダッシュで出迎えてくれるかわいい犬でした。
仕事の愚痴をこぼしても分かるわけがないのにじっとそばにいてくれる賢い犬でもありました。飼い主の辛い状況を本能的に理解していたのかもしれません。
転職が決まって落ち着いてから実家に帰ろうと思っていました。この時期に転職が決まったことは愛犬が願ってくれたのかもしれません。言葉では説明できないタイミングのようなものを強く意識します。
最後の力を振り絞って呼んでくれてありがとう。これからもずっと一緒にいるから。