電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

条件面談

「○○もずずず様がオファーを承諾してくださるか、とても気にしていましたので、私としましても良い報告ができます」

転職先の人事担当と今日、条件面談を行いました。条件面談とはオファーレターに書いたことや、書ききれなかったことを口頭で伝えるもので、外資系ではよくあります。

海外は契約社会なので、入社に関する契約書にサインを交わす前に「このような内容ですが、本当に合意されますか?」ということを直接、確認するわけです。

それと同時に、内定後に直接、話すことによって、内定承諾の意思を固めさせる意味もあります。複数社から内定を得ているような人材であれば争奪戦になりますから。

“○○”というのは面接を担当した役員です。面接時は自分を良く見せようと私のほうが精一杯でしたが、実はあちらも私が入社してくれるか心配していたようです。

現職に就く際も「非常に重要なポジションと考えており…」と言われ、内定に時間がかかりましたが、結果的にはいまのように干されたわけです。面接での評価を鵜呑みにするわけにはいきません。

しかし、それでも干されているいま、こうして必要とされることに対し、純粋に嬉しく思うわけです。「いまの会社では必要とされていないけれど、必要としてくれるところもあるんだ」と思いました。

それだけで良いのです。高給やホワイトな働き方は望みません。「あなたがいないと困る」とひと言、言ってくれるだけで良かったのですが、いまの会社は私を邪魔と思っているようです。

いまの会社に他社で通用する人材がどれだけいるのか。少なくとも私は他社でも認めてもらえました。転職する、しないは別として、どこでも通用するスキルを磨くことが大切だと実感しています。