電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

金曜日

新聞記者時代は曜日の感覚がありませんでした。ニュースに土日祝日は関係ありません。政治部や社会部ではなく経済部だったのでまだマシでしたが、それでも文字通り24時間365日駆け回っていました。

いまの会社に転職し、カレンダーで色が変わっている日はとりあえず会社に行かなくてもよいということを初めて経験しました。私の仕事観が180度変わりました。

それと同時にサラリーマンにとって金曜日の夜がいかに重要であるかを知りました。翌日も翌々日も会社に行かなくてよいということがどれだけ幸せなことであるか。それほど特別なことではないのですが。

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まずウーロンハイで渇いた喉を潤します。最近はすっかりビールを飲めなくなりました。

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そして刺身3点盛りです。きょうはインドマグロとスルメイカ、イワシです。特にイワシが美味しゅうございました。

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串が焼き上がるまでポテトサラダです。ジャガイモがゴロゴロしているタイプで明太子入り。ウーロンハイが進みます。

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締めにレバーとてっぽう(大腸)をタレで2本ずつです。ポーションは小さめですが、1本80円なので文句なしです。

野球中継を見ながら1人で静かに飲んで1,860円です。これほど幸せな時間を過ごせているのに仕事にやり甲斐を求めるのはやはり贅沢なのかもしれません。頭を使わず、言われたことをやるだけでお金をもらえるのは楽な人生です。

新聞記者時代であれば次はキャバクラに繰り出すところですが、いまはもうそんな元気がありません。夜風に当たりながらのんびりと歩いて帰ります。

仕事に対する執着と若いお姉さんに対する執着が抜けたことはある意味、幸せなことなのでしょうか。牙が生えるのは時間がかかりますが、抜けるのは一瞬です。