ガパオとくまモン
横浜は暑い日が続いています。暑くなってくると暑い国の料理が食べたくなります。洗濯物を干しながらテレビを見ていたら、ガパオが映りました。
作ります。
料理が苦手な友人によくコツを聞かれます。そのときに私が言うのは「料理名をシンプルな日本語に置き換えろ」です。料理名から出来上がりを想像できるようになるだけで一気にハードルが下がります。
例えば“ガパオ”と言われても何のことか分かりませんが“タイの鶏そぼろ丼”と言えばすぐに想像できると思います。あとはタイの調味料を使えばよいだけです。
もちろん調味料の使い方や料理の仕方など細かい点は他にたくさんありますが、まず最初のハードルを越えることが大切です。「何だか簡単そう」と思えれば料理などすぐ上手になります。
さてガパオです。ピーマンとパプリカを切ります。角切りにする人もいますが、私は細切りにしています。この他に玉ねぎとニンニク、唐辛子を用意してあります。
そしてバジルです。本場はホーリーバジルという種類のものを使うそうですが、日本のスーパーではなかなかお目にかからないのでスイートバジルです。
油を熱してニンニクと唐辛子を炒め、香りが立ってきたところで鶏の挽き肉を投入し、塩胡椒で軽く味をつけます。色が変わってきたら玉ねぎを追加します。
ピーマンとパプリカを投入してさらに炒め、ナンプラーとオイスターソース、醤油、砂糖で味をつけます。例によって分量は適当ですが、私はナンプラー多めです。
仕上げにバジルを投入して30秒ぐらい炒めます。食欲をそそる香りが立ち上ります。
具とごはんをお皿によそい、目玉焼きを乗せて完成です。目玉焼きを焼いているときに親父から電話がかかってきて、火が通りすぎてしまったのが悔やまれますが、大変美味しゅうございました。
ところで先日、友人の子ども(女の子、5歳)に「ずずずくんにもあげる。私とお揃いだよ」と、くまモンのエコバッグをもらいました。
先ほどスーパーに行ったときに早速使ってみました。容量も大きく、肩にかけられるのでとても楽でしたが、知らない子ども数人に「あーっ、くまモンだ!」と言われ、少し恥ずかしい思いをしました。裏側はワンポイントで“KUMAMON”と入っているだけなので、明日からは裏側にします。