ごく普通の日常を当たり前のように過ごす
特に予定がない日曜日、私はJ-WAVE(FM)をずっと聴いています。特に午後からの『SAISON CARD TOKIO HOT 100』と『NIPPON EXPRESS SAUDE! SAUDADE…』の流れは鉄板です。
TOKIO HOT 100でゲストへの質問で「あなたのゴールデンウィークは何点ですか?」というものがありました。私のゴールデンウィークは20点ぐらいでしょうか。
どこかに出かけるわけでなく、ずっと家にいて掃除したり洗濯したり、挙げ句の果てには原稿書いたり、ごく普通の土日と大差ありませんでした。
ただ、新聞記者時代はそもそも家にいることすらなかったので、それに比べればのんびりと家事ができるだけでも十分です。カレンダー通りに休めることのありがたみを実感しました。
近所のスーパーに買い物に出かけたところ、冷凍ではない生のメカジキが売っていました。見るからに脂がのって美味しそうだったので、晩ごはんはメカジキのソテーです。
特別な調理法ではありません。塩コショウを振ってさっと焼くだけです。ただ、それだけではつまらないのでソースを作ります。
バルサミコ酢です。大したことをしなくてもこれを使ったら何となく料理上手と思われる味になると個人的に思っている3大調味料の1つです。なお、残りの2つは柚子ポン酢とオイスターソースです。
分厚い切り身だったので蓋をして弱火でじっくりと蒸し焼きにします。表面の黒いものは粗挽きのコショウです。少し振りすぎましたが、気にしない。
ソースはバルサミコ酢と醤油、蜂蜜、バターを合わせたものです。例によって分量は適当です。バターでソテーしたしめじを添えて完成です。
これと一緒にキュウリとパプリカ、ミョウガのぬか漬けをつまみます。昨日、花椒を加えてみたところ味がピリッと引き締まりました。これはイケます。
のんびりと料理ができてそれを美味しく食べられる、つまり健康であるということがいかに幸せであるか。当たり前のように思ってしまいがちですが、決して当たり前ではありません。
ごく普通の日常を当たり前のように過ごすことのありがたみを痛感するゴールデンウィーク最終日の夜です。