好きになった女の子
「お前さ、何だかんだ言って本気で彼女ほしいとか結婚したいとか思ってないだろ」― 先ほどまで一緒に飲んでいた新聞記者時代の同期に言われました。
そろそろ帰ろうかと思っていた夕方、同期から飲みの誘いがありました。きょうは真っ直ぐ帰って原稿を書くつもりでしたが、大阪支社にいるもう1人の同期も横浜に来ているということで顔を出してきました。
飲み始めたときは報道のあるべき姿や文章の本質など真面目な話をしていたのですが、酒が入ると女性の話になるのはよくあることです。特に同期とは奥さんの妹さんの件もあります。
wakabkx.hatenadiary.jp私は自他ともに認めるブサイクです。女性を選ぶ立場にありません。ほんの少し好意を持ってもらえるだけで喜ぶべき男です。
ただ、それでも誰でもよいわけではありませんし、そもそもそんな気持ちで付き合うのは相手に失礼です。それなら独り身でいるほうが誰に迷惑をかけることもありません。
同期にはふみちゃんのことを話していませんし、話したところで「現実見ろ」と言われるのが関の山です。実際に言われたことも数えきれません。
好きになった女の子のことを静かに考えながら、原稿書きを邪魔されたことにムカついています。それを言ったら「じゃあ何で記者を辞めたんだ?」と言われ、ぐうの音も出ないわけですが。