電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

牛バラ肉の回鍋肉

マンションのオーナーさんから三浦半島の春キャベツをいただきました。オーナーさんのお友達がキャベツ農家だそうで、おこぼれにあずかったわけです。

さて、どうやって食べようか…ロールキャベツ、ギョウザ、とん平焼きなど、キャベツを活かした料理がいくつか思い浮かびましたが、きょうは回鍋肉に決めました。先日の青椒肉絲に続き、中華の気分です。

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スーパーに行ったら普通のピーマンよりパプリカが安くなっていたので、きょうはこちらを使います。キャベツはざく切り、パプリカは乱切り、長ネギは細切りです。

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回鍋肉は通常、豚バラ肉ですが、きょうは豚バラ肉より牛バラ肉のほうが安くなっていました。キャベツがメインなので肉にこだわらず、牛バラ肉を使います。

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まず野菜をさっと炒めます。フライパンにいっぱいですが、加熱するとクタッとなるので、これぐらいで構いません。

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火が通ったらいったん別皿に移し、肉を炒めます。ごま油を熱してから豆板醤を炒め、にんにくとしょうがのみじん切りを加えて香りがたったところで肉を投入します。

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その後、野菜を戻し、味噌と醤油、酒、砂糖、オイスターソースの合わせ調味料を加えて炒めます。強火で炒めて水分を飛ばしましょう。

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完成です。キャベツの甘みと味噌の風味が酒のつまみにピッタリです。ただ、回鍋肉はやはり豚バラ肉が合うようです。牛バラ肉だと先日の青椒肉絲に似てしまいます。

「回鍋肉」「青椒肉絲」と聞くと難しく思ってしまいがちですが、呼び方を変えればそれぞれ「キャベツと豚肉の甘辛味噌炒め」「ピーマンと細切り肉のオイスターソース炒め」であり、難しいものではありません。

フレンチやイタリアンも日本語に置き換えれば実は意外と単純です。カタカナや横文字による妙にオシャレな言い方が料理に対する抵抗感を増幅しているのではないかと思います。

ちなみに、回鍋肉はフライパンを必要以上にゆすったりあおったりすることではなく、食材を別々に炒めて最後に合わせることから「回」という字を使うそうです。食材を回転させるわけです。

残ったキャベツはかわいがっているぬか床ちゃんに入れました。明日の夜はキャベツのぬか漬けをつまみに一杯やるのが楽しみです。