電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

続・浮気

「何で浮気するんだろう」― モテない私には理解できないことです。せっかく縁合って出会い、大勢の人に祝福されて結婚までしたのに、それを自らぶち壊す気持ちが分かりません。

wakabkx.hatenadiary.jp昨夜はこのときの同級生と会ってきました。年度末~年度始めのバタバタでなかなか時間が取れなかった私にしびれを切らした彼女が横浜まで来ました。

この1か月間、私が激務に追い立てられていた間に親権や慰謝料などの問題をすべて片付けて離婚を成立させ、5月からの新しい仕事まで決めたそうです。

前回のエントリーでも書いたように今回は2回目の浮気なので、離婚もやむなしかと思います。彼女は1回目の浮気で離婚するつもりだったそうですが、子どものために泣く泣くガマンしたそうです。

実を言うと、彼女と私は高校時代から何度もそのような関係になりかけました。ただ、その度に突発的なことが起きてすれ違ってきました。それは彼女も同じように思っていたそうです。

例えば、高校、大学とすれ違いを続け、お互いに就職してから私がいい加減、この関係にピリオドを打つために「結婚を前提に付き合ってほしい」と言うつもりで会う約束を取り付けたら、彼女のお父さんが急きょ亡くなって約束が流れたり…といった具合です。

この他にも会う約束をした日に限って毎回、何かが起こっていました。昨夜も2人で話していましたが、これがいわゆる“縁がない”ということなのだろうと思います。

「ずずずと付き合って結婚していたらどうなっていたんだろうね」― 人生は“たられば”の連続です。時間が戻ることは決してないので、それを考えるのは無益なことですが、つい考えてしまいます。

いつも強気で、私に次々とダメ出しするような彼女ですが、離婚が成立して張り詰めていたものが切れたらしく、いつになく酔っ払い「帰りたくない」と何度も言っていました。

しかし、何もしない自信がなく、かといって弱っているところにつけ込むなど最低なので、お店を出てからタクシーをつかまえ、厚木まで送り届けてきました。

実は彼女のお母さんとも顔なじみで、送り届けてそのまま帰ろうと思ったのですが「まあ、久しぶりなんだからお茶でも」と1時間ほどつかまっていました。

そこでも「あの子はずずずさんと付き合って結婚するもんだと思っていたんですけどねぇ…」と答えに困ることを言われてしまいました。

話し込むと危ないという防衛本能が働き「もう遅いので」とお断りして私も実家に逃げました。今朝、起きてきた親父がソファで寝ている私を見つけ「お前いつ来たんだ?」という詮索も適当にあしらい、先ほど横浜に帰ってきたわけです。

私は浮気が嫌いですし、浮気する気持ちも理解できません。以前のエントリーに書いたことがありますが、昔の彼女に浮気された挙げ句、こっぴどく振られた経験があるからです。

ただ、世の中みんな聖人君子ではないことも分かります。だから浮気するなとは言いませんが、浮気するなら絶対にバレるなと思います。嘘はバレなければ嘘でなくなります。

とはいえ、私はタンを食べても二枚舌にならない、浮気しない心優しき天使を募集しております。それにしても昨夜のタン塩は美味かったのです。

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