電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

グラビアアイドル

学生時代の先輩の子どもがグラビアアイドルとしてデビューしました。グラビアアイドルのステータスである少年マンガ誌の表紙を飾り、順風満帆なスタートのようです。

先輩と奥さんは学生結婚だったので「そんな大きい子どもがいるんですか!」と驚かれるほどまだ若いです。つまり、私もまだそこまでの年齢ではないということを言いたいわけです。

彼女が赤ちゃんだったころ、1度だけ見たことがあります。当たり前ですが、そのころの面影などなく「こんなにたわわに実って!」とびっくりしてしまいました。

グラビアアイドルに対して「身体を売っている」「女であることを売りにして男に媚びている」という心無い批判を見聞きすることがありますが、私は羨ましく思います。

美人に生まれ、スタイルも良く育ち、長い人生においてほんの一瞬である若いときに、キレイにメイクしてもらい、プロのカメラマンに撮影してもらえることなどありません。

ベーシストとしてアイドルのレコーディングに参加することがあるため、私は芸能界をほんの少しだけ垣間見ていますが、どれだけお金を積まれても飛び込みたくない世界だと思います。

芸能界は嫉妬や足の引っ張り合いなど、人間の負の感情を凝縮した世界です。メンタルが相当強いか何も感じないほど天然でないと生き抜くことはできません。

光は強ければ強いほど、濃い影を生み出します。テレビや映画などで華やかな印象を与える分、深い闇を抱えている世界だと思っています。

それにしても、以前はグラビアアイドルの胸の谷間を見ると興奮していましたが、いまは「こんなに大きいと肩が凝って大変だろうなあ」と思うようになってしまいました。老いを感じる今日このごろです。