電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

努力を諦めたら

「ずずずさんのおかげで今年は別のことに集中できて、すべてがスムーズに進みました」― 年度末~年度始めの繁忙期1日目はトラブルも発生せず、新マネージャーに感謝されて無事に終わりました。

私がきょう、こなした作業量は、以前まで派遣スタッフが2~3人がかりでこなしていましたし、その後にマネージャーのチェックがどうしても必要になっていました。

マネージャーは別の作業をこなしており、そこにチェックが加わるわけですから当然、作業量は膨大になりますし、そのせいでこれまでは本来の作業に支障が出ていました。

ダブルチェックは必須ですが、私がやるわけですからマネージャーのチェックも簡単に済みますし、ほぼスルーでも問題ありません。仮に何かあったとしても正社員である私であれば責任を取れますから。

派遣スタッフが正社員と比べて能力的に劣っているというわけではなく、それに携わってきた時間に基づく習熟度の差です。この分野に何年も関わってきた私と派遣スタッフで差が出るのは当然のことです。

ただ、逆を言えば、派遣スタッフが私と同時間、この分野に携わっていたら、私と同じようにできるということであり、私でなくても構わないわけです。

創意工夫を差し挟む余地などなく、またそれを求められていない業務です。きょう1日、頭を使うことなく、マシンと化してひたすら指を動かしていました。

感謝されればされるほど「やっぱり、ここではもう必要とされていないかな…」と思ってしまいます。上層部はいろいろと楽なのでしょうけど、私でなくてもよいのですから。

書籍を制作しているときはこれまでの経験で身につけた私独自のやり方があり、それに対して賞賛を受けました。しかし、いまは創意工夫など必要ありません。

指示通りに作業をこなすということはとても重要なことであり、それを当たり前のようにこなせる人を尊敬します。それは決して簡単なことではありませんから。

しかし、私はこのまま作業をこなすだけで終わりたくありませんし、それ以外のことができるよう、必死で努力してきました。周囲が休んだり遊んだりしているときに、必死で学んできたつもりです。

何の努力もせずに「本気になれば何でもできるから」などと恥ずかしいことを言うつもりはありませんが、私はこれまで努力してきた自負があります。

学校を卒業して社会人になると、努力は必ずしも報われるものでないということを痛いほど知らされます。ただ、私は努力が報われると思いたいですし、それを諦めてしまったら成長は止まります。

努力を諦めることは簡単です。しかし、私は簡単なことより難しいことに向き合っていきたいと思っています。