電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

基本の青椒肉絲

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都内では桜が満開になったと発表されましたが、横浜はまだもう少し先のようです。近所の桜祭りは来週末なので、関係者の方々は今週末に満開になられては困ることでしょう。

桜と屋台を眺めながら散歩していると、川沿いの中華料理屋が出店で調理しつつ販売していました。オイスターソースの香りをかいでいると青椒肉絲を食べたくなりました。

作ります。

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具はシンプルに牛肉とピーマン、タケノコです。パプリカを入れると彩りが良くなりますが、独り身だと余ってしまうので普通のピーマンのみにします。

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肉は焼き肉用の厚めのもののほうが細切りしやすくなります。高い肉を使う必要はありません。これも米国産の安い牛バラ肉です。安い食材を手間暇かけて美味しくするのが料理の醍醐味です。

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細切りにした牛肉に塩コショウ、醤油、酒で下味をつけます。ここでしっかりと下味をつけておくと味に差が出ます。それから旨味を閉じ込めるために片栗粉をまぶします。

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合わせ調味料はオイスターソースをベースに醤油と酒、砂糖、鶏がらスープです。青椒肉絲とは、ピーマン(青椒)と細切り肉(肉絲)のオイスターソース炒めのことです。

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まず野菜を炒めます。油通しをしたいところですが、家庭でそんな面倒なことはできません。野菜を強火で先に炒めて余分な水分を飛ばしておきます。

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野菜を別のお皿に移し、肉を炒めます。実を言うと私の青椒肉絲は少しにんにくを利かせてあります。肉を炒める前にみじん切りのにんにくを少し入れて香りを出しています。

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肉に火が通ったら野菜を戻して炒めます。合わせ調味料を入れてから野菜を入れるレシピもありますが、私は肉の脂と旨味を野菜にまとわせたいので先に野菜を入れます。

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合わせ調味料を加えてさらに炒めます。長く炒めすぎると水っぽくなってしまうのでサッと炒めます。

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仕上げに水溶き片栗粉を加え、とろみが出たところで完成です。ごはんのおかずに良し、酒のつまみに良し、簡単なのにとても美味しゅうございます。シンプルイズベストです。

オイスターソースはそれだけでも美味しいですし、鶏がらスープを合わせると何となく中華料理風になります。鶏がらスープはもちろん、粉末をお湯で溶かしたもので十分です。

料理は本当に楽しいのですが、作ったものを食べてくれる人がいるともっと楽しくなります。食いしん坊の天使がそろそろ現れてもよいと思っているのですが。