電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

イケメン

「イケメンって良いな」― つくづく思います。

書籍出版事業が完全にクローズするまでお世話になっていた印刷会社の営業さんが新人さんを連れてわざわざ挨拶に来ました。私から発注することはもうありませんが、義理堅いことです。

新人さんといっても昨年の4月に入社して間もなく満1年になろうという方です。ただ、今年度は民間企業の広告媒体をメインに担当していて、来年度から出版社を担当することになり、編集者の雰囲気を感じさせるために私のところに来たとのことです。

「○○の△△と申します。よろしくお願いいたします」と名刺交換しましたが、男の私から見ても惚れ惚れするようなイケメンでした。“爽やか”という言葉を体現したような青年です。

イケメンにはイケメンなりの苦労があることは友人たちから耳にたこができるほど聞いていますが、私のようなブサイクにとっては「何それ、自慢?」という話ばかりです。新人さんの彼にも同じ匂いを感じました。

アポを入れて来たわけではなかったので、個室のミーティングルームではなく、スタッフが行き交うエントランス付近での顔合わせだったのですが「あのイケメン、誰?」と後から何人かに聞かれました。

ブサイクで申し訳ない…。

イケメンになりたいなどと大それたことを思うことはありませんが、せめてもう少し…と思うことは多々あります。イケメンって良いな…。