電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

続・英語

今日もしっかりと英語を勉強しました。特に予定がない休日だったので単語や文法からリスニング、スピーキングまで気づいたらみっちり4時間、勉強していました。

書籍編集部の解体に伴うクビ宣告を一昨年に受けて以降、外資系でのし上がるためにコツコツと英語を勉強していたのですが、仕事への意欲と一緒に英語への意欲もなくしかけていました。

しかし、先日の研修でコテンパンにやられ、あらためて火がつきました。英語ができないことで惨めになり、英語ができる人間に嫉妬することはもう嫌です。

目標は年内にTOEIC 900点以上です。これまでのTOEICの最高得点は790点なので約100点、上げないといけませんが、一般的に800点を超えるとスコアが伸びにくくなると言われています。

私のいまのレベルは英検準1級レベルで、実際に学生時代に準1級に合格しています。ただ、英検の準1級と1級には大きな差があり、1級は3回受けて不合格でした。

TOEIC 900点以上というのは英検1級レベルです。英検は試験という形で学力を測るためのものなので純粋な英語力という意味では少し違うのかもしれませんが、1級はネイティブでも難しいと言われています。

このあたりまでくると巷の英会話学校に通ってどうにかなるものでもないので、私は独学でやっているのですが、私の基本はいまでもZ会の『速読英単語』です。

「えっ?あの『速読英単語』?」と思った人もいるかもしれません。そう、あの『速読英単語』です。高校生が使用する大学受験用の参考書です。しかし、社会人になったいまでも十分、使えるものだと私は思っています。

外国語を話せる人とそうでない人の差は「どれだけ単語を知っているか」ということに尽きます。ものすごく乱暴な言い方ですが、単語さえ並べれば何とかなります。

例えば、外国人に道を聞かれたときに「マップ(map)、ハブ(have)?」と「地図、持ってる?」的に言えばきっと地図が出てきます。そして「ナウ(now)」と「いまココ、そんでこういう感じで…」と地図をなぞれば何となく伝わるはずです。

中高生のときに授業で習った受動態や能動態、現在分詞や過去分詞、話法の転換など、そんなことはどうでもよいことです。それらを活かすためにはまず単語を知らなければなりません。

『速読英単語』は単に単語を羅列した従来の参考書と違い、文章の中に出てくる単語を取り上げ、前後の脈略を考えながら覚えるという、画期的な参考書です。これを作りだした人には、同じ編集者としても尊敬します。

『速読英単語』を読み、別売りのCDを聞きながら声を出して読むことが、私の日々の英語の勉強の始まりです。これで頭を切り替えてから、仕事の現場で使える実践的な勉強に入ります。

…と、ここまで書いている途中で、学生時代に独学で英語を勉強していたときの苦い記憶が蘇ってきました。長くなってきたので続きはまた明日。