小論文
じゃんけんの選択肢「グー」「チョキ」「パー」に、「キュー」という選択肢も加えた新しいゲームを考案しなさい。解答は、新ゲームの目的およびルールを説明するとともに、その新ゲームの魅力あるいは難点も含めて、601字以上1000字以内で論じなさい。
母校の今年の入試における小論文がネット上で話題になっているようです。相変わらずで嬉しく思いつつ、自分が受験生だったらキレていると思いました。
私が受験したときと変わっていなければ試験時間は90分です。しかも、パソコンで入力するのではなく手書きです。考えをまとめてから書く時間を考慮すると、90分でこなすのは至難の業です。
こんな問題を考えたのはたぶん、あの人だろう…入試が終わってしばらく経ち、落ち着いたころに母校に残っている同期に聞いてみよう。
入試における小論文には、はっきり言って正しい解答はありません。誤脱字は論外ですが、何をもって正答とするか、明確な基準はありません。
私が受験したときの小論文も難解な問いだったことを覚えています。ある程度、予想はしていたものの、問題用紙を開いた瞬間「マジっすか…」と固まりました。
しかし、いまとなっては正答と見なされる基準が分かりますし、同級生もクリアしてしかるべき人間だったと思います。
母校で何か研究を始めたようで、卒業生に案内がきたので登録してみたところ、500円分の図書カードが送られてきました。文庫本でも買おうか。