電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

自分が見えない

私は時間ができれば極力、歩くようにしています。

新聞記者時代はとにかく歩き回っていました。オフィスでじっとしているだけでネタは見つかりません。当時は1日のうち座っていた時間のほうが短かったと思います。

一方、編集という仕事はデスクワークが中心です。ただ、それでも著者やデザイナー、外部スタッフとの打ち合わせで外出することもよくあり、それなりに歩いていました。

しかし、1年前に異動し、オンライン製品の開発を担当するようになってからはまったく歩かなくなりました。1日中、デスクに張り付き、パソコンと向き合うだけです。

横浜はきょうも寒かったのですが、とても良い天気だったので、一眼レフを持って近所をあちこち散歩してきました。いまは足が文字通り棒のようになっています。

近所…といえるほどではありませんが、最寄り駅から行けるところに大きな公園があります。高台にあるため景色が良く、もやもやしたときに何度も来ています。

そこに“ゆずの木”と呼ばれる木があります。実をつける本物の柚子の木ではなく、人気デュオのゆずのPVに出たことからそう呼ばれ、ファンの間で聖地となっているそうです。

ぼーっと街並みを見下ろしながらあれこれと考えていました。私のいまの業務は周りから見たら羨ましがられるものだと思います。

暑い日はクーラーが効き、寒い日は暖房が効いたオフィスで快適に仕事し、ノルマなどもありません。

定時になった瞬間にノートパソコンをパタッと閉めて帰ることが当たり前ですし、有休を100%消化しても何も言われません。むしろ有休を取らないと評価が下がるぐらいです。

それでいて給料は一般平均よりかなり多くもらっています。オフィスもオシャレな場所に立地し、中もキレイ、周囲も優秀な人間ばかり。「これ以上、何を望むのか?」というレベルだと思います。

しかし、私が求めているのはそんなことではありません。休みなどなくてもよいから、もっとバリバリと仕事をしたいのです。私の存在価値は仕事ができるぐらいしかありませんから。

f:id:wakabkx:20180207213559j:plain

気づいたら辺りはすっかり暗くなっていました。夕焼けがキレイだったのでパチリと1枚。20代の若造でもあるまいし、いまだに自分が見えないとはお恥ずかしい限りです。