電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

平日の晩ごはん

私は基本的に1日1食、お昼ごはんのみです。

朝はギリギリまで眠り、夜は酒を飲んで眠ります。新聞記者時代の仕事のプレッシャーから、酒を飲まずに眠れなくなりました。

1日1食というのはダイエットも兼ねています。記者から編集者に転職し、デスクワークが中心となったからです。

太る原因の1つに夜、晩酌しながらのつまみが挙げられます。それを避けるために酒のみです。明らかに不健康です。生き急いでいます。

きょうはお昼ごはんを食べられませんでした。さすがにお腹が空きますし、疲れているのもあってガッツリしたものを食べたいと思いました。

帰りの電車でスマホをいじっていたら、ミートソースのパスタの画像が目に入りました。そんなものを見てしまってはもうミートソースのパスタ以外、頭から消え去ります。

ただ、帰り道にラーメン屋はたくさんありますが、美味しいミートソースのパスタを食べさせてくれるお店はありません。せいぜいファミレスぐらいです。

しかも、ミートソースのパスタであれば自分で作ったほうが美味しいですし、何より安上がりです。しかし、仕事で疲れていますし、一からミートソースを作る時間もありません。

このようなときはレトルトのミートソースです。ただし、そのままでは美味しくないので、少し手を加えます。

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レトルトは何でも構いません。近所のスーパーに寄ったらたまたま安かったのでこれにしました。

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レトルトで不満なのは肉です。ミートソースというぐらいですから肉を食べている気持ちになりたいものです。肉を足します。

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野菜室にあった玉ねぎをみじん切りにします。ついでに残っていたしめじを入れてきのこの旨味を加えます。

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玉ねぎを炒めます。

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香りがたってきたところで肉を入れて炒めます。このときに塩胡椒で味をつけます。

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缶詰のミートソースを加えて煮込みます。

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ローレルがあれば入れましょう。

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そして魔法の粉、昆布茶です。旨味がぐっと増します。ミートソースに限らず、レトルトのカレーやシチューに一振り加えると美味しくなります。

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茹で上がったパスタにミートソースを絡め、粉チーズをたっぷりかけて完成です。大盛りで肉もたっぷり、自宅ですから誰の目も気にせず口の周りをベタベタにして頬張ります。

仕事で疲れて帰ってくる平日の夜は誰でも楽をしたいものですが、それでもできるだけ美味しいものを食べたいものです。特に私のように1日1回の食事であればなおさらです。

ただ、美味しいものは時間がかかります。そのようなときにはレトルトです。最近は美味しいものばかりで、食品メーカーの努力には頭が下がります。

調理時間は約30分、使ったお金はミートソースの缶詰と挽き肉だけで約300円です。お財布にも優しい晩ごはんでした。

ちなみに、少しだけ健康のことを考えて、ぬか床から大根を掘り出してかじりました。私の生活にぬか床は欠かせません。