電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

驕り

「今年からオンライン製品やってくれる?」
「はーい」
「残ってる書籍もやってくれる?」
「はいはーい」
「ついでに広告もお願いしていい?」
「はいはいはーい」

今年の私です。言い方は悪いですが、都合良く使われた1年間でしたし、私のようなスタッフがいて上の人間は助かったと思います。

オンライン製品ができるスタッフ、書籍ができるスタッフ、広告ができるスタッフはそれぞれいますが、みんなそれらを専属でやるだけで手一杯です。

私にしかできないと驕るつもりはありません。ただ、仮に私が昨年末で辞めていたら、私が今年やってきたことがそれぞれに重くのしかかっていたはずです。

「自分が辞めたら業務が回らなくなって会社はつぶれてしまう」― こう思ってなかなか退職できない人がいますが、それは驕りです。

もちろん、残されたスタッフは大変ですが、それはあくまでも一時的なものであり、2~3か月経てば落ち着きます。組織とはそういうものです。

「自分にしかできない仕事をしたい」と思っている人は多いと思いますが、そんなものはまずありません。自分の代わりなどたくさんいるのです。

私は恩を売るつもりなどまったくありませんし、自分が好きでやっていたことなので、誰かに褒めてほしいとか、お礼を言われたいとか思ってはいません。

ただ、これが私の生き方です。

誰かが困っていたらまず助ける、それで何ら見返りがなくとも何も言わない、自分で考え、自分でやると決めたことだから。てめぇのケツはてめぇで拭くんだ。

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今夜は月がとても綺麗です。正しい満月は昨夜だったようですが、今夜もまん丸です。さすがにスマホのカメラでは綺麗に撮れませんが。

このような夜は『Moonlight』を聴きましょう。プロデュースを引き受けてくれた後輩経由でCDデビューの話がきています。

いつかミュージックステーションタモリさんと絡んでいるブサイクがいたら、それは私かもしれません。