電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

チキン南蛮と鶏レバーの赤ワイン煮

バンドメンバーと先日、鳥料理屋に飲みに行き、チキン南蛮と鶏レバーの赤ワイン煮を頼んだのですが、どちらも品切れという憂き目に遭いました。

鶏レバーの赤ワイン煮はまだ分かるものの、チキン南蛮が品切れとはどういうことかと思いましたが、タルタルソースが切れていたのかもしれません。

その日から私の頭の中はチキン南蛮と鶏レバーの赤ワイン煮でいっぱいでした。昨日の午前中に仕事を片付けたので今日は休日です。作ります。

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まず鶏レバーの赤ワイン煮から。ハツが付いていたのでレバーと分け、脂肪や血の塊を丁寧に取り除いていきます。

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ハツは半分に開き、レバーは一口大に切り分けます。ここで取りきれなかった汚れは流水にさらして徹底的に取り除きます。

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水気を切ったら牛乳に1時間ほど浸します。ここまで30分以上かかりましたが、レバーを美味しく食べるには丁寧な下処理が欠かせません。

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牛乳に浸したレバーを水で洗い、鍋に赤ワインと醤油、はちみつを入れ、煮立ったところでレバーを投入します。

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弱火でコトコトと煮詰めていきます。良い照りが出てきました。ここからは焦げないよう、かき混ぜながらさらに煮詰めます。

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完成です。丁寧に下処理をしたので臭みはまったくありません。それでも独特のにおいを感じる人もいると思います。そういうときは生姜を入れましょう。

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次にチキン南蛮です。まずタルタルソース作りですが、ゆで卵とマヨネーズ、みじん切りの玉ねぎ、塩胡椒、酢、砂糖、レモン汁のほかに、私はしば漬けを入れます。

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以前はピクルスを入れていましたが、いつも余ってしまいました。それからキュウリのキューちゃんを入れたり、らっきょうを入れたりしてみましたが、しば漬けに落ち着きました。

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材料をすべて混ぜ合わせれば完成です。酸味が強めですが、隠し味に粒マスタードを入れているため、味が引き締まっています。

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そして鳥肉の準備です。塩胡椒で下味をつけて馴染ませます。

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小麦粉をまぶします。

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溶き卵にくぐらせます。

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熱した油に投入し、揚げ焼きにします。油を少なくしているのは、後で同じフライパンで漬けダレを作るためです。

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鳥肉が揚がったところで油を切り、キッチンペーパーで拭いてから、酢と醤油、だし汁、砂糖を加えて煮立たせます。

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そこに先ほど揚げた鳥肉を投入し、漬けダレをゆっくりと衣に染み込ませていきます。

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独り身ですから誰の目も気にする必要がありません。タルタルソースをたっぷりとかけ、口の周りをベタベタにしながら頬張ります。

私は料理しているとにおいでお腹がいっぱいになってしまうタイプで、さらに酒を飲みながら作っているので、2切れ食べただけで満足です。残りは明日の朝、パンに挟んで食べます。

鶏レバーの赤ワイン煮も日持ちするので、常備菜にうってつけです。貧血気味の人は1日1~2粒食べると良いようです。

はぁ…誰か食べてくれないものか。