電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

上手いヴォーカル

「うちのヴォーカル、ホント上手いなあ」― ふと思い出すたびに一昨日のライブの音源を聴いているのですが、ヴォーカルの上手さにしみじみと感じ入ります。

一昨日は『Moonlight』を含めて5曲演奏しました。初めての場所で1曲目こそ戸惑っていたものの、2曲目でハコの特性を把握し、最後の曲では全開でした。

私がふだん、インストを演奏しているのは、上手いヴォーカルが見つからなかったからです。石を投げれば当たるほどヴォーカル希望者は多いのですが、本当に歌えるヴォーカルはごくわずかです。

また、いくら上手くても好みの声というものがあります。例えば、音大の声楽科を卒業したような人は抜群に上手いのでしょうけど、私とは多分、合わないと思います。

バンドで歌うのはカラオケで歌うのと訳が違います。生身の人間が演奏しているため、テンポが速くなったり遅くなったり、リズムがよれたり、そもそも音を間違えたり。

いくらマイクを通したところで根本的に声量がないと芯が通ったものになりませんし、単に声を張り上げているだけではお客さんに届きません。

上手いヴォーカルのバックで弾くのはベーシストの大きな喜びです。頼まれてサポート程度の軽い気持ちで参加したつもりでしたが、メインバンドを食ってしまうぐらい、どっぷりはまりそうです。

スピード上げて あなたのもとへ
時間は追いかけてくる 戻らない

『Moonlight』のラストのサビ前のささやき部分を何度も聴いていると一瞬、泣きそうになりました。聴きながらふみちゃんのことばかり考えてしまいます。この前、残りの人生の分まで泣いたのに。

泣き虫ずずずです。