電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

呼び出し

「何でそこをそう弾くんだよ、下手くそ。そんなんだからお姉ちゃんにモテねーんだぞ」

……

………

…………うるせー、じじい(怒)

京急横浜駅のホームで各駅停車を待っていたところ、かわいがってもらっているジャズピアニストに呼び出されました。

「みんなでいつものところにいるけど、ベースがいないからお前が弾け」と。「いや、きょうは…」と言ったところで電話が切れました。

私は月曜日から金曜日まで規則正しく働く真っ当なサラリーマンです。そんなサラリーマンにとって金曜日の夜は格別なものです。

どこかに飲みに行こうか、いや今週は忙しかったから真っ直ぐ帰ってシャワーを浴びてさっぱりしてから自宅でゆっくり飲もうか。

少し疲れていたので、私は今夜、CDを聴きながら自宅でゆっくり飲むつもりでした。しかし、不幸の手紙ならぬ、不幸の電話です。

そして、疲れた身体を引きずってお店に寄り、数曲弾いたところで冒頭のひと言です。棺桶に片足を突っ込んでいるようなじじいなのに何でそんなに元気なのでしょうか。

「ずずずくんもあの人たちにかかったら赤ん坊みたいなもんだね」とお店のオーナーが笑いながら1杯、作ってくれました。

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みんな私の親父より年上なのに、楽しそうにセッションしている姿を見ていると「カッコイイなあ」と思うのも事実です。

そして、このような不良じじいにかわいがってもらっているのは、もしかして私に人間的な魅力があるのかもしれないと思い、少し嬉しかったりします。

横浜の永遠の不良じじい、長生きしろよ。

…私は眠いのでお先に失礼します。