電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

初体験

30歳を過ぎて初体験をしました。

2人の女性に両側からほっぺにチュー…。

2人ともお香の匂いを漂わせながら、浴衣の帯に団扇をさしている大和撫子でした。強張っている私にお構いなく、腕はガッチリとロックされていました。

2人ともシワシワのお婆ちゃんでした…。

東京都墨田区が主催する、すみだストリートジャズフェスティバルに出演してきました。音源審査を通過し、昨年に続き2回目です。

日本全国でこのテのイベントは開催されていますが、その中でもすみジャズは最大規模で、墨田区内のあちこちの街角でライブを繰り広げています。

私が今回、出演したステージは周辺の町内会の夏祭りを兼ねたようなところで、ご高齢の方々が集まってきました。

私のバンドはオールディーズを演奏しているわけではありません。ジャズファンクです。ただ、お婆ちゃんたちの若いころは生バンドのビートに合わせて踊るのが当たり前だったようです。

1曲目に誰もが知っている有名な曲をインストにアレンジして演奏したので、お婆ちゃんたちはノリノリでした。すぐにイスから立ち上がり、踊り始めました。

今回のステージは住宅街のど真ん中、四方をマンションに囲まれた公園だったのですが、マンションのベランダで踊っている方もいました。

演奏後、お婆ちゃんたちに囲まれ「あら、近くで見るとイイオトコ」「あと50歳、若かったら猛アタックしてるわ」と声をかけられました。

そして挙げ句の果てにほっぺの両側からチュー…。

酸いも甘いもかみ分けたお婆ちゃんたちには勝てません。完全にお婆ちゃんたちのオモチャとなり、されるがままでした。

よ、喜んでもらって何よりです!