電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

気張る

「これはどうすればよいでしょうか」「こうしてみたのですが、どう思いますか」

ダイレクターが2度目の夏休みに入ったところ、私にアドバイスを求めるスタッフが増えました。ふだんはどうしてもダイレクターの目が気になるようです。

彼らは手の平を返して私を見下すようなことはありません。ただ、私が干されていることを知っている以上、積極的に話しかけられないようです。

仕方ありません、逆の立場であれば私も自分かわいさにそうなると思います。組織に属する限り、上位の反感を買うことは得策でありません。

私の仕事に対する姿勢やこれまでの実績、能力、人柄などを評価してくれて、本当はもっと頼りたいと思ってくれていることが分かるだけで十分です。

むしろ、ダイレクターと私の個人的な軋轢のせいで周囲に気を遣わせてしまっていることを申し訳なく思っています。

私が気付いていないところで、ダイレクターと私の顔色を見ながら仕事を進めているスタッフがいるかもしれません。

本来は1ステップで済んでいたものが2ステップ、3ステップかかるようになってしまったものもあるのではないかと思います。

私が表に出るとややこしくなるので、いまは裏方に徹し、周囲がスムーズに仕事できるよう見えないところでこつこつと下準備などを進めています。

気張ります。