電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

米国本社からのメール

ブサイクは女性を好きになってはいけないのでしょうか。

いや、いけないわけではありません。ただ、想いが届くことなどないので、好きにならないほうがよいということです。

毎朝の電車で一緒になるだけ、たまたま職場も近くのようで帰りの京急でも一緒になることがあっただけ。見た目以外に何の情報もありません。

そんな女性をここまで好きになるのは、はっきり言って気持ち悪いと思います。しかも、私のようなブサイクがふみちゃんのようなキラキラ女子を好きになるだなんて。

ふみちゃんにやらかし、電車の時間を変えてからもうすぐ1年が経ちます。ふみちゃんは私のことなど記憶にないはずです。

しかし、私はふみちゃんを忘れたことは1日たりともありませんし、異動して早い時間に出社するようになってから毎日、オフィスから見つめています。

夏祭りや花火大会など、イベントが多く開催される季節です。ふみちゃんはきっと彼氏と一緒にお出かけするのだろうと思います。

仕方ありません、ブサイクな私は部屋で1人でぼーっとするのみです。ふみちゃんが楽しければそれでよく、私のことはどうでもよいのです。

「Do you really have a plan to work at the New Delhi office ?」

今朝起きてメールをチェックしたら、米国本社の人事からメールが届いていました。「本当にニューデリーオフィスに行くつもりはあるか?」と。

ニューヨークオフィスへの異動願いは去年から出していますが、ニューデリーオフィスは考えたこともありません。できればご勘弁願いたいところです。

ふみちゃんは私に会う可能性が極力、低いことを喜ぶと思います。インドに行けば2度と会うことはないはずです。

やはり話を受けようか。