電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

続・本日、ラジオ出演

「女優の二階堂ふみさんのような方がタイプです」

私のブログを覗いていただいている方の中で、まさかこの発言を聴いたという方はいらっしゃらないと思いますが、もし聴いていたら、あれは私です。

ラジオの生放送に出演してきました。放送禁止用語を言いたいという中学生のような衝動を何とか抑え、無事に終えました。

今回、ラジオに出演した趣旨は「仕事をしながら横浜で活発に活動しているオヤジバンドを紹介する」というものです。

私はまだ30代でオヤジと呼ばれる年齢ではないと力説したいところですが、他のメンバーはみんな40歳以上ですし、30歳を超えれば世間ではオヤジですから渋々、納得したわけです。

横浜のバンドシーンについて少し説明しておきます。

「メジャーデビューしてウハウハになりたい!」という関東の若者のバンドは大抵、新宿や渋谷、下北沢のライブハウスを中心に活動しています。

一方、横浜では、若いころにプロを目指したものの諦め、アマチュアとして活動していくことに決めたオヤジがライブバーでまったり且つ本気で遊んでいます。

もちろん横浜でもメジャーデビューを目指してライブハウスで活動する若者のバンドはありますが、私から見てオヤジのほうが多いと感じています。

横浜のオヤジどもはみんな、とても上手いです。若いころに本気でプロを目指して練習していた技術に経験が加わっています。

若者のバンドの若さゆえに突き抜けた勢いはとても魅力的ですが、年季を積んだオヤジどもの凄みは若者には出せません。時間を経て初めて身に付くものです。

「何でサラリーマンやってるんですか?」というほど上手いミュージシャンやバンドが横浜にはたくさんいます。そこに目を付けたのが今回のラジオ番組のプロデューサーです。

このプロデューサー自身も若いころはプロを夢見ていたものの、いまはサラリーマンをやりながらアマチュアとして横浜でバンドをやっています。

「こういうオヤジたちこそ横浜を盛り上げていくのであって、彼らを紹介していくことが街の活性化につながっていくのではないか」― そう考えてこのようなコーナーを立ち上げたそうです。

“友達の友達はみな友達”という“笑っていいとも!”方式で、出演した人が次のバンドを紹介し、私も友人の紹介で出演することになったわけです。

13時40分から20分間のコーナーで、12時30分にスタジオに入り、簡単に打ち合わせをして、出番を待っていました。

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写真の奧の向かって右にパーソナリティーが座り、その隣にドラム、手前の右にキーボード、その隣に私が座り、生放送が始まりました。

5人が知り合ったきっかけや普段はどのような仕事をしているのか、社会人ということで仕事とバンドの両立はとても大変なのではないか。

事前に確認したことと同じことを聞かれました。1人ひとりの発言は短くても、20分間はあっと言う間に過ぎていきます。

そして終わりに近付いたころ、ドラムが「うちの息子は最近、反抗期に入っちゃって、私と遊んでくれなくなったんですよ。バンドの時間が増えて嬉しいのですが、寂しくもあります」と言ったところで「そういえば、ずずずさんは…」となりました。

キタ!

ただ、時間がほとんどなかったのでぐいぐいと踏み込んできたわけではなく「どのような女性がタイプですか?」と聞かれ、冒頭のセリフを言い、その後にすぐまとめに入って放送は終わりました。

江頭2:50並みに爪痕を残そうと意気込んでいましたが、実際はパーソナリティーの上手な進行で楽しくお喋りして終わりました。

また、写真には写っていませんが、外から通りがかりの人が覗いていて、正直言ってかなり緊張していました。“二階堂ふみ”と言うのが精一杯でした。

先ほど帰ってきて、録音していた音声を聞いてみたのですが、小さなコミュニティFMとはいえ自分の声が公共の電波に乗っていることをとても不思議に感じました。

自分であって自分ではないような、他人が喋っている感覚に陥りましたが、現実は私が喋ったものです。とにかく不思議でした。

これまでのブサイク人生において、人前に立つとか注目されるということを経験したことがなく、またそんなこともないと思っていましたが、人生何があるか分かりません。まさかラジオの生放送に出演するとは。

滅多にない貴重な経験をしたはずなのですが、いまはそれほど実感がありません。数日経ったら「オレ、FM出たの!」とようやく実感すると思います。

今夜はひとまず静かにジャズを聴いている土曜日の夜です。