電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

続・優しさ

人は間違える生き物です。

些細なことから重要な決断まで、よく考えて決めたつもりでも、なぜこんな選択をしてしまったのかと後悔することばかりです。

ただ、そのときに間違いであったことが、時間が経つと正解に変わることも多々あります。これまでの人生でどちらのパターンも経験してきました。

絶対に間違えず、常に正しい選択をするコンピュータは素晴らしいと思います。しかし、私はそうなりたくありません。間違えることは人が人たる所以です。

「ブサイクのくせにお見合いを断ったひどい男と思われたままでいたくない」― 彼女のメッセージに返信したのは私のエゴでしかないのかもしれません。

返信していなければ、たった1度、数時間だけ話した男のことなどすぐに忘れてしまうでしょうし、それが本当の優しさだろうと思います。

しかし、何の魅力もないバツイチの田舎者だなんて思ってほしくない、私なんかよりもっと良い男を見つけて幸せになってほしいと思ったことも事実です。

返信したほうが良かったと思う人、返信すべきでなかったと思う人、それぞれいると思いますし、どちらも正しいと思います。

そして、私は今回、返信するほうを選びました。このときは正解だと思いましたが、時間が経つにつれて実は間違いだったと思うかもしれません。

私はできた人間ではありません。いくつになっても悩み、間違え、もがいています。もっとスマートにいきたいところですが、仕方ありません。

花火のような音が聞こえます。昨日、今日と横浜開港祭で、今夜は花火を打ち上げているようです。ベランダから空が一瞬、明るくなるところが見えました。

もうすぐ夏です。

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