電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

もしも願いが叶うなら

ふみちゃんが幸せになってくれること――これが私の願いです。

そこに私がいなくて構いませんし、むしろ私のようなブサイクはいないほうがよいのです。ふみちゃんの幸せに私は不要です。

一緒にいて幸せと思えるような男と結婚して、常に目がなくなる笑顔の状態でいてくれるよう、いつも祈っています。

私はふみちゃんの迷惑になるようなことだけはしたくないと常に思っています。私の想いは一方的なものであり、ふみちゃんには何ら関係がありません。

ふみちゃんと私の職場は近いようです。帰りの時間が合ってしまうこともあります。最寄り駅までの数分の道で偶然、一緒になってしまうこともあるのです。

私はまったく気づいていなくても、ふみちゃんが私を見かけていることがあるかもしれません。ふみちゃんが私を見かけたら「怖い」「気持ち悪い」と思うでしょう。

去年の9月にやらかして以降、私は毎日、オフィスの裏口から出ています。何とかふみちゃんに姿を見せないよう考えているのです。

それでもどこかで私を見かけて、最寄り駅までの道を変えたり、電車の時間をずらしたり、ふみちゃんに不都合を強いているかもしれません。

ふみちゃんがそんなことをする必要はない。すべては私の責任であって、ふみちゃんは何も気にせず幸せになってほしい。

「ふみちゃんが何の憂いもなく幸せになるには、この世から消えるしかないかなあ」――ふとこのようなことを考えます。

たまに紹介する私が好きな曲に対して「初めて聞きましたが、良い曲ですね!」という反応をいただくことがあります。

今日は満を持して、好きな曲を紹介します。私はふみちゃんが大好きです。

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