電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

眠らない20代

20代と30代の違いはいろいろとありますが、徹夜した後の回復力が大きく異なる点ではないかと思います。土曜日の明け方まで仕事した結果、昨日はひたすら眠りました。

20代のころ、それこそ新聞社で警察担当だったときなど、文字通り“夜討ち朝駆け”を実践していたので、夜討ちの後に会社に戻り、原稿を書いたら眠らずに朝駆けが当たり前でした。

3時間ぐらい眠れれば「今日はよく眠れた」と思えるほどで、新聞記者時代は本当に眠りませんでしたし、それでも何の問題もなく取材に走り回っていました。

夜討ちから戻ったところ、30代の先輩記者がソファで仮眠を取っていて、私が朝駆けに出ようとするときにまだ眠っていたのを見て「よく眠るな」と思ったものでした。

しかし、自身が30代になり、そのときの先輩記者の気持ちがよく分かります。徹夜はできるのですが、その後が本当につらいのです。

12日(金)の朝はいつもどおり午前6時すぎに起きて、午後8時ごろまでオフィスで仕事して、帰ってから翌13日(土)の午前10時すぎまで仕事をしていました。

約28時間、起きっぱなしだったことになるわけですが、午前10時過ぎに倒れるようにベッドに横になり、気づいたら日付が変わってきょう14日(日)でした。

トイレにいってからまた眠り、ふだん出社するときと同じように午前6時すぎに起きていまにいたるわけですが、横になればすぐ眠れるほどまだ眠いです。

首や肩、背中、腰などが痛く、身体が重いとしみじみ思います。眠るだけだと1日が無駄に感じるのと、夕方にバンドのリハがあるので無理やり起きていますが、できれば眠りたいところです。

良い仕事をするには、そろそろタバコをやめて、酒を控えて、ストイックに身体作りに取り組まないといけないかと痛感しています。

もし20代の方が見ていたら、伝えておきたいことがあります。良い子にならず、眠る時間を削ってでも遊んでください。とても貴重な時間と経験になるはずです。

人間は意外と頑丈にできていて、数日眠らなくても20代なら何とかなります。20代は睡眠時間を削ってでもあれこれやるべきです。

異論反論あると思いますが、少なくとも私は眠らない20代に蓄積した経験が役に立っています。20代に戻れるとしたら、私はやはり眠らないと思います。