電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

牛バラ煮込み(仕込み編)

「行けぬなら 作ってしまえ 牛バラ煮」

シアトルから来日したお偉いさんの接待が赤坂の高級中華料理店だったそうで、同席した同僚が「牛バラ肉の煮込みが美味かった!」と連呼するのです。

そんな高いお店に行けない、いや行って行けないことはありませんが、それなら私はブルーノートでライブを観るほうにお金を使います。

そもそも、そんな高級料理は他人の金(経費)で食べるから美味いのです。ふみちゃんとデートだったら自分でいくらでも払いますが。

それにコトコト煮込むという手間さえかければ、技術的に決して難しい料理ではありません。要は豚の角煮ならぬ牛の角煮です。

ただ、豚バラのブロックはスーパーでよく見かけるものの、牛バラのブロックはなかなか見かけません。そこで連休初日、横浜市民の台所である横浜橋商店街に買い出しです。

「すみませーん、牛バラ 1kg ください」
「あいよー」

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オーストラリア産で1,400円です。国産だろうがオーストラリア産だろうが関係ありません。安い食材に手間ひまをかけて美味しく仕上げるのが私のモットーです。

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煮込むと小さく縮むので大きめにカットし、塩胡椒で下味をつけ、料理酒をかけて揉み込み、少し置きます。

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肉の表面をさっと焼きます。

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長ネギの青い部分と生姜をぶっ込みます。

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今回は中華風のため、八角を入れます。八角の香りが苦手という人がいますが、私はこの香りだけで酒が飲めます。

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そして煮込み料理の強い味方、三ツ矢サイダーを投入します。今回は肉が多めのため、1.5リットルを買いました。あとは時間をかけて煮込むだけです。

(仕上げ編に続く)