電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

詮無いこと

「ふつう気を遣って譲るよな」

私はオフィスの最寄り駅から1駅だけ地下鉄に乗り、そこで京急と直通運転している地下鉄に乗り換えます。今日の帰りは運良く乗り換えてすぐに座れました。

書籍編集部だったころは午前10時“ごろ”にのんびり出社していたので結構な確率で座れていたのですが、異動して午前8時30分出社になってからはまず座れません。

出社するだけで疲れて、ウェブと書籍、広告案件の3足のわらじ状態でフル稼働しているので、帰りに座れるとすごく嬉しいのです。

スマホで先日のワンマンライブの動画を見始めたとき、私の前にカップルが立ちました。お互い目がハートで、人目もはばからずイチャイチャしていました。

「羨ましいな。そこまでイチャイチャできなくても、ふみちゃんと並んでおしゃべりしながら一緒に帰ってみたいな」― 詮無いことを考えつつ、動画を見ていました。

品川駅に着いたところで私の左右の人が降りました。目の前のカップルが隣同士で座れるよう、席を1つずれて譲ろうと思った瞬間、冒頭のセリフを言われました。

今からそうしようと自分で考えていたことを他人に指摘されるとイラッとしてしまいます。「言われなくてもいまやるところだったんだよ」と。

しかも、ずれて譲ってあげても「チッ」と舌打ちされたわけです。私が横浜駅で降りるときも「ジロリ」と見られました。

そのテの視線には慣れています。仕方ありません、ブサイクですから。ただ、世知辛い世の中になったものだとしみじみ思います。

こんな日はこんな動画を観ています。こんなに楽しそうに楽器を弾けたら良いな、そしてそんなライブをふみちゃんに観てもらえたら、と思います。

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