男は顔
「やっぱり男は顔だよな…」
疲れて家に帰り、手を洗おうと洗面所に行き、鏡に映った自分の顔を見てつくづくそう思います。イケメンでなくてもよいので、せめてもう少し普通の顔だったら。
こんなブサイクが毎朝の電車で一緒になる女性に一目惚れしてもがいている姿ほど虚しいものはありません。仕事の出来や性格の良さは顔に表れないのです。
帰りの電車で私が立つ前にOL風の若い女性が2人座っていて、社内の男性と思われる人物に対してああだこうだと話していたことに耳がダンボになりました。
「○○さんってカッコイイのに仕事もできてすごいよね」
「それ言ったら○○さんだってカッコ良くて気配りもできて」
“仕事ができる”“気配りができる”の前にまず“カッコイイ”がくるわけです。仕事ができたり、気配りができたりすることはあくまでオマケでしかありません。
異論反論はあると思います。たまたま私の身近なところにこのような例が集まっているだけなのかもしれません。「男は顔でなく中身だ!」と考える女性も多くいるはずです。
しかし、私のこれまでの人生ではそのような女性にお目にかからず、いまもその状態が続いています。そして、これからもその状態が続くのでしょう。
仕方ありません、ブサイクは身の程を理解し、ふみちゃんを遠くから眺めるしかないのです。1度だけ笑顔を向けてくれれば今後一生、生きていけるのですが。
明日、派遣スタッフさんが出社したときにすぐ作業を始められるよう、これから下準備します。少しだけでも眠りたいものです。