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電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

メジャーデビューするということ

「今日は個人的にとても応援している新人バンドの曲をご紹介します」

通勤時にいつも聴いているFMで例のメジャーデビューを控えたバンドの曲がかかりました。驚きましたが、私が知らなかっただけで以前から何度もかけていたようです。

これまでにきっと私も耳にしていたのではないかと思います。しかし、まさかFMでかかっている曲を演奏しているバンドに加入するなど考えもしないので気にしたことはありませんでした。

ラジオDJが司会を務めたクラブイベントに何度か出演したことがあり、その縁で応援しているそうです。ドラムとベースのグルーブ感の心地良さを特に強調しつつ大絶賛していました。

バンドでメジャーデビューするということはこういうことなのか…。

マニアックなジャンルのバンドなのでテレビに出演するようなことはないはずですが、こうしてFMでかかることはそれなりにあると思います。

キャッチーなメロディの曲が多いので、CMソングに大抜擢ということもありえます。現にレーベルの所属アーティストの曲がCMに採用された実績もあるそうです。

これまで目立つことなどない地味な人生を送ってきましたし、今後も同じように生きていくのだろうと思っていました。自分が注目されることなど考えたこともありません。

しかし、有名人と呼ぶにはおこがましいですが、多少なりとも見ず知らずの人に名前を知られるようになるわけです。それがいったいどういうことなのか、今朝のFMで少し分かりました。

夕方に新規事業立ち上げチームのミーティングがあります。私の周囲の出来事が急に動き出しています。そして、決断のときも刻一刻と迫っています。

仕事もバンドもすべて放り投げて逃げ出したいぐらいですが、人としてそれはできません。決断とは何を選んでもつらいものなのです。