電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

正式オファー

「今日、最後の候補者と音合わせしましたが、メンバーの総意としてやはりずずずさんに加入していただきたく思っております」

昨日は夕方から飲み始めて午後8時ごろに電気などつけっぱなしのままソファでうたた寝してしまい、午前3時などという変な時間に目が覚めてしまいました。

そして、例のメジャーデビューを控えたバンドから正式オファーが届いていました。

今回の候補者もとても上手で、特にドラムとの相性が抜群だったそうです。人柄も申し分なく、私がいなければこの方で即決していたと思うとのことでした。

しかし、私と合わせた1曲目での直感に加え、オーディションの日時が最後の候補者と前後したところに縁を感じているそうです。

元々はこの方が私の前で、私が最後だったそうですが、急きょ都合が悪くなったとのことで、私が前になったそうです。私が後だったら不合格だったかもしれません。

人と人の出会いは縁に基づく必然です。偶然のように思われがちですが、実は必然であり、出会うべくして出会っていると私は思います。

彼らと私が同じリペアショップに通っていること、同じジャンルが好きであること、ベースが抜けること、指定された日時にオーディションに行けたこと…等々。

さらに根本的なことを言えば、私がギターやドラムではなく、ベースを弾いていることに必然性があるわけです。挙げればキリがありませんが、さまざまな縁が重なり合っていると思います。

来月からデビューアルバムのレコーディングを始めつつ、9月から全国ツアーを始めるため、遅くとも今週中に連絡がほしいと言われました。

逆の立場であれば、一刻も早く返事がほしいと思います。気を遣って今週中と言ってくれましたが、考えられる時間は1~2日間でしょう。

今日は春分の日です。今日は仕事が休みであることも何らかの縁かもしれません。大きな決断を迫られています。