電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

今週の舞姫から角打ちまで

「ヤバい、このまま家に1人でいると際限なく飲んでしまう…」とさすがに危機感を覚え、運動不足解消を兼ねてふらっと散歩してきました。

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私のマンションがある場所から2つ隣の京浜急行日ノ出町駅は、駅前にストリップがあるカオスな街です。今週の舞姫は何と小向美奈子だそうで、少し見てみたい気もします。

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もう少し先にはJRAの場外馬券売り場があります。今日は競馬開催日のようで、オヤジどもがたむろしています。勝ったオヤジと負けたオヤジがはっきり分かるのが不思議。

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勝ったオヤジは祝い酒、負けたオヤジはやけ酒、どちらにせよオヤジどもは酒を飲むのです。周辺の飲み屋は競馬中継を売りに昼間から絶賛営業中です。

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喉が渇いたので裏路地にある酒屋で角打ちです。ビール中瓶(320円)とマグロブツ(50円)で幸せを感じられる安上がりな男です。

20代のころはかっこつけてバーでダイキリなんかを飲んでいましたが、30代になるとそういうことに飽きてしまい、酒屋の店先での角打ちが心地良くなります。

もちろん、バーテンダーの思想が行き届いた空間で、確かな技術で作られたカクテルは美味しいのですが「こういうところで飲んでるオレかっけー」みたいな気持ちがなくなったというか。

酒屋の店先は音楽が流れているわけでもなく、何とかホテルに連れ込もうと女の子を必死で口説いている男がいるわけでもなく、時の流れが止まったかのような無音の世界です。

それでもご近所さんが子連れでのんびり歩いてたり、犬と散歩しているおじさんがいたり、無音の世界でのかすかな音や景色を楽しむことに至福の喜びを感じます。

こんなことばかりやっているから彼女ができないんだな…。