電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

月曜日が憂うつ

ふみちゃんに会えていたときは月曜日が楽しみでした。金曜日の朝に会った後、その日1日と土日が憂うつで、早く月曜日にならないかと思っていました。

いまは逆で、早く週末にならないかとばかり考えています。月曜日が本当に憂うつです。急な外出などでオフィス周辺でふみちゃんにばったり会ってしまわないか、ビクビクする1週間が始まります。

朝は早いので表のエントランスから入れますが、お昼ごはんを食べに出るときは裏口から出て裏道をこそこそと歩きますし、もちろん帰りも裏口から出ます。

ただ、それと同時に、もう一度ふみちゃんに会いたい、ふみちゃんに認識してもらいたいと思ってしまう自分がいます。ふみちゃんの視界に入ることなどもう2度とないのですが。

今朝は2人の同僚の方と一緒に3人で楽しそうにおしゃべりしながら歩いていました。たわいのないことを話しているのか、それともやはりバレンタインデーのことを話しているのか。

あの目がなくなる笑顔を向けてもらえる男がこの世の中にいて、1度でよいから向けてもらいたいと強く願っても私には絶対に向けられることがないわけで。

私にはもう、ふみちゃんを遠くから眺めることしかできません。そもそも、これだってやめるべきなのですが、時間になるとつい窓際に行ってしまいます。

自分がいかにブサイクか、ふみちゃんみたいな美人を好きになってはいけないかぐらい、分かっていたつもりですが、身の丈を超えるものを望んでしまいました。

昨年の9月上旬にふみちゃんにやらかしてからもうすぐ半年が経ちますが、まだまだ罰を受け続けなければならないのです。