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電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

カラスミ

景子さん

「ずずずくん、ただいま~。私に会えなくて寂しかった~?」― 帰ったら久々に景子さんが来ていました。台湾に旅行してきたそうです。お土産にカラスミをもらいました。

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カラスミはボラという魚の卵巣を塩漬けにして天日干しで乾燥させたものです。ねっとりとしたチーズのような味わいで、高級な酒のつまみとして珍重されています。

ものすごく美味しいわけではありませんし、お腹いっぱい食べるものでもありません。ただ、モルトウイスキーの水割りを飲みながらつまむと箸が止まりません。

世の中には美味・珍味と呼ばれるものが多数ありますが、人間の食に対する熱意は本当にすごいと思います。魚の卵巣はいっぱいあるだろうに、なぜボラを選び、ここまでの珍味に仕上がると気づいたのか。

今日はもう夜遅いですし、付け合わせとしてカラスミと一緒に食べると美味しい大根のツマや白髪ネギがないので、週末のお楽しみにします。

それにしても海外旅行、行ってみたいのです。私は外資系に勤務し、英語とフランス語、北京語を操れるにもかかわらず、海外に行ったことが1度もありません。

仲良しのイギリス人の同僚に「ずずずは海外に行ったことがないのに何でそんなに外国語が堪能なんだ。気持ち悪いぞ!」と言われます。いや、青い瞳で金髪の君が京都弁を操るほうが気持ち悪いぞ。

香水なのか、化粧品なのか、部屋の中に久しぶりに女の子の匂いが立ちこめています。家に美人がいるのは良いものです…たとえそれが男であっても、です。