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電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

義務と権利

仕事

何事においても控えめで自分の考えを主張しないと言われることが多い日本人ですが、最近は自分の考えをはっきりと述べる人がずいぶん増えたと思います。

また、職場でも有給休暇や昇給など労働者の権利に対する意識が高くなっています。それが通るか通らないかは別問題ですが、口に出して言う人が増えたと思います。

労働者は労働法で守られており、それに基づく権利は主張すべきです。何の悪いこともありませんし、それを悪いこととする企業はいわゆるブラックです。

その一方、権利に対する意識が暴走し、義務に対する考え方が希薄になっていると感じることもあります。権利を主張するのであれば、まず与えられた義務をしっかりこなさなければなりません。

アシスタントとして来ていただいている派遣スタッフさんが2人とも休んでいます。1人は原因不明で腕が上がらない、もう1人は土曜日に趣味のフットサルをやって右足に肉離れを起こした、とのことです。

いま制作しているタイトルは、今週の金曜日に著者に再校を提出することになっています。再校制作期間は2週間を取ってあり、修正量を見る限り十分な期間です。

ただ、2人の作業が遅れ気味で、私が見る限り間に合いそうにありません。先週の金曜日の帰り際に進捗を確認したところ大丈夫と言っていたので口出しを控えていますが、かなりまずいです。

こういう状況できょう1日を無駄にしてしまいました。1人はともかく、もう1人は遊びでケガをして仕事に支障をきたすとはいかがなものかと思うのです。

休みは労働者の権利ですし、体調不良は仕方ないことだと思いますが、どうも釈然としません。私は風邪でふらふらであるにもかかわらず出社しているのに、です。

実は先週から風邪を引いています。ふだんであれば今日、休んでいたと思いますが、再校制作中であり、私が休むとアシスタントは困るはずなのでかなり無理して出社したのです。

そうして出社したら2人は休み。今日は何のために出社したのだろう…と、ほんの少し泣きそうになりました。いや、仕事は山積みなので私も簡単に休めないのですが。

「自分は無理して出社しているのに休むなんて」と自分の価値観を押しつけることはブラックへの第一歩です。「無理してでも来い!」だなんて言うつもりはありません。

しかし、彼らを見ているとそれ以前の問題のような気がしてしまうわけです。最低限の義務すら果たせていないように見え、つい愚痴の1つでもこぼしたくなるのです。

あぁ、身体の節々が痛い。